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家族問題からの、あるある

昨日のご相談の方は、自分が親から受けた育てられ方からの生きづらさを繰り返さないようにと、心理学やコーチングを学ばれて支援級にいっている息子さんと上手にコミュニケーションされているお母さんでした。

 

息子さんの気持ちをよく聞くようにと努め実践されていたので、お子さんも生き生きとできる居場所もあるということでした。

 

現在とくに困っていることはないというものの、なぜ相談を希望されたかというと、学ぶ前には気づかなかった自分の中の思い込み、「普通がいい」というような日本人によくある思い込みに気づかれて、「比べたり葛藤してしまう自分の内面が問題のだ」ということでした。

 

私も今までに色々学んで知識が増えるほど、望ましい状態と現状とをギャップに目がいき、これではダメだと辛かった経験もあったので、その気持ちはよく想像がつきました。

 

幸いこの方の場合は、内面では別な気持ちが浮かんでしまっていても、お子さんと上手に対話され対処出来ていたので、今まで時間をやりくりして努力してきた自分を「良く頑張ってきた」と気づかれ、内面の葛藤も、「あるがままでいいんだ!」思えてスッキリしたということでした。

 

心は揺れ動くもの

迷いや葛藤はつきもの

 

それがあっても、

「前向きに対処して生きていることが幸せ!」そう思えたようでした。

 

あえて言うなら、「普通がいい」から「普通は成長が少ない。個性を輝かせことが大事だ。」というようなアファメーションを思考がなじむまでやるのもいいかもしれません。

 

ただ、カウンセラーとしてまずは、今とくべつに困ってないのに、専門家としての発言で 問題を作ったり、増やしたりしないことがご本人とご家族のために良いと思っています。

 

せっかの命の時間、人生を思考へのこだわり過ぎだったり、とりこし苦労で曇られないことが大事だと思うこの頃です。