人間関係の反応パターンが似ているアダルトチルドレン(AC)とアスペルガー
アダルトチルドレン(AC)とアスペルガーは、人間関係に生きづらさを抱えているという共通していることがあるので、間違って認識している人もいることでしょう。アダルトチルドレンは生育時の機能不全家族の環境が原因とされ、アスペルガーは遺伝性や生育時の外傷などから脳の構造上の問題、発達障害とされている。どちらも怒りなどの感情のコントロールが難しくなったり、自己表現がうまくできず、コミニュケーションの障害でストレスを溜め込みやすい。そのことから、うつや不安神経症など精神障害にも発展しやすいことがある。
アダルトチルドレンの概念が最近はアルコール中毒患者の家族だけでなく、仕事で父親不在の家庭や封建的で支配的な親、浮気問題や離婚なども機能不全家族の環境とみなされ、8割の日本人がアダルトチルドレン(AC)だと言われている。
発達障害という範疇に入っている知的障害のない隠れアスペルガーより、「自分はアダルトチルドレンだ。」と思っている人は多いとことでしょう。また両方の原因を抱えている人もいるでしょうが、アスペルガーのように脳の機能的な問題なのか、 AC のような脳の機能には問題がなく、過去の環境からのネガティブな思い込みだけなのか、判断を間違えないようにしておいた方がいいでしょう。
アスペルガーの人の他の特質(興味の対象が狭い、集中力がある、音や光など感性が敏感)ななどいくつか思い当たるところがあるのか、ないのかチェックをしてみると、受診する必要があるがどうかも検討がつきやすくなるでしょう。そこから対策や治療法もそれぞれに合ったったことができるでしょう。
感情のコントロールはマインドフルネス(3分瞑想)や内観的感謝の書き出しが効く
また怒りなど感情のコントロールやネガティヴな思い込みはどちらの原因であっても、マインドフルネスの瞑想や内観的感謝ワークで自宅でコツコツ思考癖を変えることができます。とくにアダルトチルドレンのワークをかなりやったけど、感情がコントロールできないと悩んでいる方は、私にご相談ください。またアスペルガーかもしれないと思ったならまずはその検査のできる医療機関の受信をお勧めしますが、ネガティヴな被害者意識の悪循環にはまっている方には、薬から段々に抜け出す為にも、マインドフルネスの瞑想や内観的感謝ワークもされたら良いでしょう。